知らず知らずのうちにまた 1 年が経ちました。このブログも 1 年間登録されていることに驚きますが、あまり更新されていません。やはり、インクのない人間ですから。
この 1 年は忙しかったです。いくつかの大規模なプロジェクトに参加しましたが、人間の複雑さと危険性に直面しました。顧客はトップから責任者まで、競合他社まで、ほぼ全員が悪人で、真実と嘘が交錯し、権力とお金のからみ、人間関係のバランスがあり、最終的には悪役が勝利を収めました。私たちのように正直でプロジェクトに参加したいと思っている人々は、最初から運命が決まっていました。脚本はすでに書かれていましたが、私たちは知らなかっただけです。プロジェクトを必ずや達成できると信じ続け、資金を投入し、エネルギーを消費し、全力を尽くし、劇中では脇役や道化役を演じるだけで、観客の笑いを誘うことしかできませんでした。
この経験全体を振り返ると、人間性が果たす役割を軽視していたことが確かです。"適切な利益があれば、資本は大胆になる。10% の利益があれば、それはどこでも使われることが保証される。20% の利益があれば、活発になる。50% の利益があれば、危険を冒す。100% の利益のためには、人間の法律を踏みにじる。300% の利益があれば、どんな犯罪でも犯すことができるし、首を絞められる危険も冒す。" この一節は、中学の政治の授業で習ったものですが、実際に経験した後でその危険性を知りました。この一節は『資本論』の注釈としてだけでなく、人間性の注釈としても機能すると思います。
政府のシステム全体、人事の任免から業務の展開まで、それぞれ独自のルールがあります。出発点は良いのですが、人間性というものにぶつかります。"人のいるところには江湖がある"、政府のプロジェクトに関わると、人のいるところにはお金と利益があります。上司も人間ですし、事務員も人間です。彼らには権力やお金などのニーズと欲望があります。それは当然のことですが、問題は権力とお金が相互補完的であることです。権力があればより多くの利益を得ることができますし、権力を得るためには多くの場合、多額のお金を投資する必要があります。
"貧しければ自己の身を守り、達しなければ天下のために尽くす"。
一生をかけて上に登ることは、本当に人々に奉仕するためだけなのでしょうか？もしそれだけなら、基層で役人をやるのと同じです。人々に奉仕し続けるために、権力がもたらす住宅、交通、医療、教育の特典を享受した後、満足した人もいます。しかし、残りの大多数は現状に満足せず、"一人が成功すれば、鶏犬も天に昇る" ということを望んでいます。または、彼らの "成功" は "鶏犬" の手段を通じてのみ可能であり、今日の地位に至るためにはそれが必要でした。"鶏犬が天に昇らない" とは、彼らが最初に全力で "支援" したことに対してどれだけの責任を果たせるかということです。少なくとも、天にまで高騰させた貴州の水の価格に対しては責任を果たせません。海内外を見渡しても、どの国も例外ではありません。ほとんどは残りの大多数になってしまったのです。やはりこれが人間性なのです。
利益を得る方法は、利益の交換、資源の独占、弱者の搾取の 3 つに過ぎません。このプロセスでは、必然的に下層の弱者、つまり私たち一般市民に害を及ぼすことになります。政治家は職務外の利益を得ますが、これらの利益は商人からしか得られません。商人は利益を提供し、目標はただ 1 つ、自身の利益のためです。政治家はお金が必要ですし、商人もお金が必要です。お金はどこから来るのでしょうか？それは政治家が叫ぶ必要があるサービスを必要とする群衆の手から来るしかありません。または、工事プロジェクトでの不正行為（中鉄八局）、予算の虚偽報告や需要の捏造（715 万の彫刻）、直接的な略奪（慧泊市）などです。
"彼が朱楼を建てるのを見、彼が客をもてなすのを見、彼が楼が崩れるのを見る"。
監察委員会のウェブサイトでは、ほぼ毎日、審査と処分の更新があります。これは、多くの国内の役人が人間性に支配される運命を逃れられないことを証明しています。振り返ってみると、少しずつ納得しています。少なくとも週末に子供と一緒に過ごしたり、夜遅くに夜食を作ったり、楽しい時に友人と集まったりすることができます。仕事から離れると、私は自分自身の人生を送っています。私は彼らによって仕事中に脚本を与えられましたが、彼らは仕事の外で他人によって脚本を与えられました。すべてのものには代価があるのです。